不動産コラム
【賃貸】クアラルンプール初心者向け。移住目的別住まい探しのポイント

マレーシア クアラルンプールへの移住、異動、就職が決まったら次は住まい探し。
とはいえ土地勘や何もわからない状態で家を決めるのはなかなかのギャンブルですよね。

不動産会社のウェブサイトには物件情報の掲載しかされていないので現地情報はブログやTwitter、Facebookなどから入手しているという方も多いのではないでしょうか。

ただ、境遇が違えば情報が参考にならないことも多くあります。

例えば単身での現地採用でオフィスが駅近の方、母子留学で学校が郊外にある方、MM2Hでご夫婦で移住される方に対して一概に車が必要と言えないように、お住まいも一概にご勤務先や学校に近ければ良いとは言えません。

本記事では渡馬目的毎にマレーシア、クアラルンプール近郊での住まい探しにおいてのポイントをご案内いたします。


デサパークシティの街路樹
 

現地採用。コールセンター、カスタマーサポートに採用が決まった方


KLセントラルのオフィス街

コールセンターやカスタマーサポートの場合、その多くが数か国対応のサービスを展開しており、日本人以外にもベトナム人、韓国人など外国人が就業しています。
その為、彼らが通勤しやすいようオフィスは駅近が一般的。
具体的にはAmpang Park, KLCC, KL Sentral, Bandar Utama, Subang Jaya駅周辺に多くのオフィスがあります。

勤務先が駅近の場合は来馬当初に車を利用される方は少ないでしょう。
上記のような一等地のオフィスビル内の月極駐車場料金はRM200-250程度。
KL Sentralのオフィスでは空きがなく他のビルの駐車場を借りる場合もあります。
KLCC近辺のオフィスビルでは朝夕の通勤時間帯は渋滞がひどく、駐車場から出るだけで15分かかることもあります。

よって営業職で会社から車が支給される、会社が駅から離れている以外はご自身での車の購入はお勧めしません。

選ぶべき住まいは
・電車で30分以内
・最寄り駅まで徒歩10分以内
・単身の場合はRM2000前後が目安

特にコールセンターやカスタマーサポートの場合は24時間勤務されている方も多いもの。
早朝や夜中12時頃電車を利用するシフトがある場合は駅直結の物件
LRT Bangsar駅 Alila Bangsar
MRT Surian駅 Tropicana Gardens
MRT, LRT, KTM,モノレール KL Sentral駅 Suasana Sentral Loft
などが安全面ではお勧めです(クリックすると物件情報にジャンプします)。

徒歩10分や駅目の前であっても人通りが少ないエリアは避けましょう。
不安をお持ちの方は弊社にご相談いただければ詳しくご案内いたします。

まずは便利、安全、勤務先に近いところを選択し、1年後生活に慣れたらお気に入りのエリアへのお引越しがお勧めです。
 

母子留学、お子様の留学に合わせて来馬された方


シャーアラムのペニンシュラインターナショナルスクール

お子様の英語力が不足している場合は補習クラスへの参加が義務付けられる学校が多いため、同じような境遇の方が集まる学校が限られてきます。
また当初は費用も抑えたい方は郊外のインターナショナルスクールを選択されることが多いように感じます。

この郊外がポイントで例えば日本人が多いHELP INTERNATIONAL SCHOOL(ヘルプ)、PENINSULA INTERNATIONAL SCHOOL(ペニンシュラ)はShah Alam(シャーアラム)に位置しています。

シャーアラムは日系工場も数多く、大きなイオンモール(AEON mall)もあります。
クアラルンプールからは高速道路で30分程度。
それだけ聞くと暮らしやすそうなのですが、はっきり申し上げて海外生活が初めての方、英語が不得意な方、順応性が低い方にはお勧めしません。

これらのインターナショナルスクールはマレーシアでの歴史が浅い新しい学校です。
ヘルプは2014年、ペニンシュラは2018年の開校。
つまり最近開発された郊外エリア=周辺の生活環境が整っていないと言えます。
上の写真はペニンシュラの写真ですが周辺に何もないことがおわかりいただけるでしょうか。


シャーアラムのイオンモール

シャーアラムはマレー系住民が多い街でイスラム色が強いため、ハラルにはとても厳格。
豚肉の購入や、ノンハラル製品の購入、さらに輸入食品の購入も思うようにはいきません。
モントキアラにお住まいの方のブログを読んでいらっしゃった方にはショックを受けるほどの違いとなります。

電車網も発達しておらず移動は車が前提。
Grab移動される方もいらっしゃいますが、利用頻度が多いとその手配や待ち時間もストレスになるもの。
車の保有がお勧めです。

海外在住経験があり日本食が手に入らなくても大丈夫、どこでもやっていける、という方は学校近くにお住まいになる選択もありますが、その他の方はもう少しだけ日本人に住みやすいエリアがお勧めです。

具体的には以下の2エリア
・とにかく日本人が多いモントキアラ。住みやすさは抜群だがシャーアラムまでは遠い。
人気ナンバー1 モントキアラを徹底解説

・モントキアラとシャーアラムの中間に位置。住みやすさと通学のしやすさを両立できる日本人学校周辺のアラダマンサラ
クアラルンプール近郊の人気5エリアを徹底比較

モントキアラ、アラダマンサラには日本語が通じるクリニックや歯科があり、日本食の調達もできるので初年度の住まいとしてはお勧めです。

特にお母様とお子様だけの母子留学の場合、お母様には様々な負担がかかります。
海外生活にお子様のケア、安全面では気を抜けず、他に頼れる人も近所にいない。

初年度は少しでもその負担を減らすため「日本人にとって住みやすい」エリアで食材の購入場所や習慣を学んだり、ご友人を作ったり、学校周辺を探索し、必要に応じて2年目以降の転居に繋げることを強く勧めします。
 

駐在員の方


モントキアラの街並み

最大のポイントはご自身が日本人が多いところが良いのか否か
お子様が日本人学校に通学される場合は9割以上の方がモントキアラを選択されます。

これは通学バスの関係上しょうがないのですが、例えばモントキアラには日本人率がとにかく高く、エレベーターに乗るたびに誰かに会うというコンドミニアムもあります。

せっかくコンドミニアムにプールがあり、健康のために毎日泳ぎたいのに知り合いに水着姿を見られるのが嫌でプールを利用できない、そんな方もいらっしゃいます。
常に誰かの目を意識しなければならない、それが嫌でお引越しされる方も少なくありません。

クアラルンプールでは日本以上に狭いコミュニティになります。
しがらみが得意ではない奥様にとって日本人率が高いコンドミニアムはストレスがかかるだけなのでお勧めしません。

お子様の通学の関係で、候補はモントキアラ一択であってもその雰囲気や日本人率は様々。
モントキアラを本拠地とする弊社がお客様のご要望に合わせて最適なコンドミニアムをご提案いたします。
 

MM2Hの方

物件選びに関して重要となるのは以下となります。
・渡航目的(ご夫婦でゴルフをされるため、ご家族でご子息の留学も兼ねて、等)
・車の購入予定の有無
・ご予算とご希望のベッドルーム数
・ご希望のエリア(中心部の「街」が良いのか、緑が多い郊外が良いのか、等)
・お子様がいらっしゃる場合、学校の場所と通学方法

ご予算に関しては見当がつかないという方も多いのですが、目安としては以下となります。
・RM2000以下 ワンルーム
・RM2500まで 築浅ワンルームから1ベッドルーム、もしくは築年が経過している2-3ベッドルーム
・RM3000以上 都心部築浅1-2ベッドルーム、築年が経過している2-3ベッドルーム
・RM4000以上 モントキアラ築10年程度3ベッドルーム平均価格
・RM6000以上 モントキアラ高級価格帯3ベッドルーム最低価格
 

最後に

マレーシア初心者の方に重要視していただきたいのはとにかく安全面
これは周辺環境だけではなく家の中も含みます。
例えば都心部でRM1500以下の物件は施設の老朽化による漏電、感電の恐れがあるため弊社ではお勧めしていません。
安すぎる物件は内部の安全性が保証できないのです。

日本人が多いエリアは安全面以外にも様々な優位性があり、それだけの理由があります。

でも日本人はどうせ家賃の高いところに住んでいるんでしょ?とお考えの方、ご安心ください。
タマンデサ、アラダマンサラ、ペタリンジャヤなどは主な住民はマレーシア人。
駐在員率の低いローカルエリアとなります。

日系の不動産会社に相談すると高いんでしょ?とお考えの方、それもご安心ください。
弊社ではお客様に合わせてプランをご用意しており、入居後のサポートが不要な方は手数料無料。
入居後は住まいに関する窓口を一括化したいという方には弊社が窓口となり大家さんとの交渉や修理手配まで承ります。
【賃貸】日本語サポートのご案内

弊社では特定のコンドミニアムや業者と提携することなく、公平な視点でお客様に合った物件をご紹介しています。
お気軽にお問合せくださいませ。
 
お問い合わせはこちら
 
 
★LRT路線について詳しくはこちら★路線毎お勧め物件特集~LRT Kelana Jaya編
 
★弊社サポートサービス★
【購入後はぜひ】不動産管理
【こちらもお任せ】内装手配
入居後の窓口を一括化!日本語サポート
 
★関連記事★
光熱・通信費の意外な落とし穴
【賃貸】マレーシアならでは!物件選びの際に注意したいポイント5選
【5分でわかる】「家具付き」に含まれる家具とは?
賃貸借契約書で最低限見るべき5つのポイント

一覧へ戻る