クアラルンプール近郊の人気5エリアを徹底比較

引っ越しの際に重視する項目は人それぞれですが、クアラルンプールでは特定のエリアに日本人が集中しています。

それだけ治安、利便性、病院、学校、習い事など日本人の条件に合致するエリアが限られるということでもあり、初めてマレーシアにお住まいになる方は「日本人が多いところ」を選び、慣れてからエリアを変えるのもお勧めです。

コンドミニアムの購入をお考えの方も同様で以下のエリアであれば住みやすく、賃貸に出す場合も日本人または各国駐在員の賃貸需要を見込めます。

今回は中でも人気の高い5エリアをピックアップ。
現地在住だからわかるメリット、デメリットも含めてご案内いたします。

最寄り駅	なし
主な居住者層	家族、各国駐在員
代表的なコンドミニアム	Arcoris, Pavilion Hilltop, Palma など
メモ	ご家族での滞在の場合まず候補に挙がるモントキアラクアラルンプール日本人学校に通う生徒の8割が居住する

メリット
・日本食レストラン、日本食材、塾、習い事など日本人向けのサービスが充実している
・築年に20年以上の幅がありその分幅広い価格帯でコンドミニアムを選べる
・日本語が通じる病院もあり英語ができなくても生活に困らない
・親子とも日本人の友人が作りやすい
・比較的治安が良い

デメリット
・日本人がとにかく多くご近所トラブルも多い
・駅がなく車移動が前提となる
・多くが3ベッドルーム以上の家族向け物件である

最寄り駅	LRT Dang Wangi駅 LRT Ampang Park駅 MRT Bukit Bintang駅モノレール　Imbi, Bukit Bintang, Bukit Nanas駅など
主な居住者層	家族、単身、各国大使館員
代表的なコンドミニアム	Pavilion Residence, Four Seasons など
メモ	ツインタワーを中心としたクアラルンプール中心部 KLCC, Bukit Bintang（ブキビンタン）, Ampang（アンパン）エリア

メリット
・クアラルンプール中心部の華やかさを実感できる
・飲食店やオフィスへ徒歩で移動できる
・駅近物件が多い

デメリット
・ビルが多く眺望が望めるコンドミニアムは少ない
・通勤時間帯の渋滞は酷く、ビルから出るだけで30分以上かかるのも日常茶飯事
・賃貸において手ごろな価格の物件の多くは駅徒歩圏外である

最寄り駅	LRT, MRT, モノレール,KLIA Ekspress KL Sentral駅
主な居住者層	家族、単身、空港に勤務される方
代表的なコンドミニアム	The Sentral Residences, Suasana Loftなど
メモ	空港からの特急列車、LRT、MRT、KTM、モノレールとほぼすべての列車が停車するハブ駅オフィスビル、セントレジス、ヒルトンなどの高級ホテル、ショッピングモールが立ち並ぶ

メリット
・空港までは直通の特急列車で30分
・多方面への電車でのアクセスが抜群
・コンドミニアムによっては眺望も望める

デメリット
・家賃が割高で多くの物件がRM3,000以上となる
・駅が広く端から端まで徒歩10分以上かかる

最寄り駅	なし
主な居住者層	家族、ペット連れ
代表的なコンドミニアム	OCP, Westside, Breezeway など
メモ	ゲート内にスーパー、総合病院、学校もあるセキュリティのしっかりした街緑が多く稀少なペットフレンドリーエリア

メリット
・ペットフレンドリー
・緑や公園が多く休日には多くの犬連れが訪れる
・比較的治安が良い

デメリット
・クアラルンプール日本人学校のスクールバス停がない
・駅がないので車での移動が前提

最寄り駅	MRT Ara Damansara, Surian駅 MRT, KTM Subang Jaya駅など
主な居住者層	家族、単身、ローカルの居住者
代表的なコンドミニアム	Tropicana Gardens, The Potpourri など
メモ	クアラルンプール日本人学校周辺特にアラダマンサラエリアは最近開発され築浅物件が多いテスコ、チッタモールといったショッピングモールも点在する

メリット
・MRT開通により、コンドミニアムによっては電車移動が可能
・スレンバン、シャーアラムなど南に勤務先、学校がある方は通勤通学に便利
・日本人住民が増え、日本食レストラン、日系の塾やクリニックが充実してきている

デメリット
・モントキアラやでサパークシティに比べると治安が悪い
・駅まで徒歩圏内のコンドミニアムは限られる

いかがでしたでしょうか。
KL不動産ではお客様のご希望やスタイルに合ったエリアをご提案させていただきます。

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