マレーシアで法人を設立すること自体に複雑な点はありません。
だからこそ正確で迅速な法人設立をご希望ではありませんか?
・優秀なカンパニーセクレタリー(会社秘書役)の任命
・日本人従業員のための労働ビザ(Employment Pass)や営業ライセンス取得のために必要な最低資本金
という2大ポイントを抑えることがその後の会社運営に大きな影響を与えます。
耳慣れないカンパニーセクレタリーとは何か?
どのように探すのか?
日本語での意思疎通はできるのか?
費用はどのくらいか?
以下では法人設立の流れと費用、よくあるご質問をまとめています。
◎現地法人設立の流れ
通常数日で結果が判明する。
・株主の氏名、持ち株比率、パスポート写真ページのスキャンコピー(通常は取締役が株主も兼ねる)
・取締役、株主の住所が証明できる書類(公共料金の請求書など)
・オフィス住所と電話番号
・事業内容
・開設を希望する銀行名、支店名
・銀行支払時の署名ルールの決定
・事業年度
★ポイント2★
マレーシアに居住している取締役が最低1人必要。居住者取締役はマレーシア人の名義を借りて登録することも多い。
★ポイント3★
この時点ではカンパニーセクレタリーの住所を借りて登録することも多い。
一般的なドラフトはカンパニーセクレタリーが保持しているため、通常内容を一から考える必要はない。
Memorandum of Association(基本定款)の記載事項
・社名
・登記住所
・事業内容
・会社の権限
・株主が有限責任をもつこと
・授権資本
・会社が増資、減資、株式分割などを行う権限を持つこと
Articles of Association(通常定款)の記載事項
・株主総会の招集方法
・株主総会の招集時期
・会社の内部に関する細則
RM1から法人を設立することができる。
しかし日本人従業員のための労働ビザ(Employee Pass)や営業ライセンス取得のために求められる最低資本金が業種によって異なるため、事前に確認が必要。
サービス業、飲食業、小売業、貿易業に関しては営業ライセンス取得のために最低RM1,000,000の資本金が必要となる。
上記情報を踏まえて、カンパニーセクレタリーが必要書類を作成し登記を行う。
ネームサーチから3ヶ月が経過すると、その法人名が無効となるため、3か月以内に行う。
・商号認可書(Form13Aのコピー)
・会社定款
・秘書役法定宣誓書(Form6)
・取締役及び発起人の法定宣誓書(Form48A)
・英語版親会社の定款(日本で公証・認証済みのもの)
・取締役会についての届出
カンパニーセクレタリーが発行する口座開設依頼書を持って銀行にて口座開設。
★ポイント4★
社印が必要となるため準備しておく。
文房具屋、印刷屋等で注文可能。
◎法人設立に関してよくあるご質問
Q.法人設立にかかる費用はどの程度ですか?
・法人設立、銀行口座開設 RM6,000
・ビジネスライセンス取得 RM6,000+政府手数料など実費
・カンパニーセクレタリー(会社秘書役) RM300/月
・居住者取締役名義貸し RM600/月
・法人登録住所名義貸し RM1200/年
※2021年時点での価格
Q.カンパニーセクレタリーとは何ですか?
マレーシアの有資格者で日本の行政書士にあたると言われています。
各法人は最低1人のカンパニーセクレタリーを任命する義務があり、法人設立だけでなく社内の法務手続き資料の作成、登録情報の変更、会計、税務処理を担当します。
Q.カンパニーセクレタリーはどのように探すのですか?
法人設立を依頼した会社から紹介されるのが一般的です。
ご自身で直接SSM(登記局)で登記された場合はSSMから紹介を受けることも可能です。
Q.日本語を話せるカンパニーセクレタリーはいますか?
カンパニーセクレタリーとは基本的にはマレーシア人の有資格者ですので多くの場合日本語は話せないと考えて良いでしょう。
日系の会計事務所ではマレーシア人有資格者を雇ってカンパニーセクレタリー業務をしているところが多く、日本人担当者に日本語で相談できるというメリットがあります。
Q.日系とローカルでは価格に約2倍の差があると聞きました。ズバリどちらがお勧めですか?
カンパニーセクレタリーとは法人設立時だけでなく、税務、会計処理のため、ほぼ毎月関わっていくことになります。
それだけ費用も発生することになり、一項目の価格差が大きければ年間では莫大な差となります。
そのため会計用語も英語で問題ない。とにかく経費を抑えたいという方にはローカルがお勧めです。
逆に英語で会計の話をされてもわからない、マレーシアの会計税務処理の知識もないという方は初めの数年は日系に依頼し、流れを理解するのが良いでしょう。
自社の総務や会計担当にマレーシア人経験者を置くことでローカルのカンパニーセクレタリーであっても意思疎通がスムーズにできることもあります。
ポイントは以下となります。
1.回答の速さ
2.意思疎通の正確さ
3.アドバイスをしてもらえるか多くの場合カンパニーセクレタリー自身がスタッフを雇い事務処理を任せています。
そのため、回答が遅い、意思疎通が正確にできないことも多いので、まずはここがポイント。
また、経験豊富なカンパニーセクレタリーの場合、より良い会計処理方法をこちらが聞く前に指南してくれるなど、アドバイザーとしての役割を果たしてくれます。
◎各種ライセンス、ビザ
そんな対応だから数か月前から準備していてもビザが切れてしまった、なんてこともよく伺います。
それでも更新できたり、ライセンスが取得できればまだ良い方で何回通ってもうまくいかない方もいらっしゃいます。
何回か試してもダメだった方、
初めからそんな面倒を避けたい方はぜひKL不動産にご依頼ください。
関係省庁に強いプロフェッショナルが代理で業務を遂行し、お客様の大切な時間を煩わせません。
料金についてはお気軽にお問い合わせくださいませ。
半年待ちましたが我慢の限界で、賃貸でもお世話になったKL不動産にお願いしたところ1週間後に許可が出ました。なんというウルトラC。改めてマレーシアでのコネクションの大切さを感じた次第です。
娘と再渡馬準備中なので次は必ずお願いします!
いかがでしたでしょうか。
KL不動産では法人設立のポイントを把握。
また、弊社が大きなポイントと考えるカンパニーセクレタリーに関しても日本語スピーカーのご希望まで選択肢を用意した上で、経験があり知識が豊富で優秀な方をご紹介させていただきます。
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