不動産コラム

2026年MM2H完全ガイド|条件・費用・必要書類・不動産購入

MM2H(Malaysia My Second Home)は、マレーシア政府が提供する外国人向けの長期滞在制度です。
本記事では、2026年最新のMM2H申請条件をもとに、シルバー、ゴールド、プラチナの違い、定期預金、住宅購入、費用、必要書類、申請の流れをわかりやすく解説します。

制度情報確認日:2026年8月30日
制度・申請条件は変更される可能性があります。実際の申請時には最新条件をご確認ください。

MM2Hとは?

MM2H(Malaysia My Second Home)は、外国人がマレーシアで長期滞在するための制度です。
現在の主要カテゴリーはシルバー、ゴールド、プラチナの3種類で、カテゴリーによって定期預金額、住宅購入価格、滞在期間、就労条件などが異なります。

1. MM2Hの3つのカテゴリー比較

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項目 Silver
シルバー
Gold
ゴールド
Platinum
プラチナ
主申請者の年齢 25歳以上 25歳以上 25歳以上
定期預金 USD150,000 USD500,000 USD1,000,000
住宅購入価格
MM2H制度上の最低額
RM600,000以上 RM1,000,000以上 RM2,000,000以上
滞在期間 5年 15年 20年
参加費用
Participating Fee
RM1,000 RM3,000 RM200,000
就労 不可 不可
ビジネス・投資活動 不可 不可
国外収入要件 現在のシルバー・ゴールド・プラチナでは国外収入要件は設けられていません。
定期預金の一部引き出し MOTACのガイドでは2年目以降、住宅購入、教育、医療・ヘルスケア、マレーシア国内の観光活動など、認められた用途について、定期預金元本の最大50%まで引き出すことができます。
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KL不動産 現地レポート
MM2Hではシルバーのご相談が中心です

MM2Hについて弊社へお問い合わせいただくお客様の多くは、シルバーカテゴリーを検討されています。

定期預金額や住宅購入条件など、3つのカテゴリーを比較したうえで、シルバーを選択される方が多いのが弊社での実感です。

ただし、カテゴリーを選ぶ際には必要資金だけを見るのではなく、滞在期間、住宅購入、就労・事業活動の必要性なども確認することが重要です。特にマレーシアで仕事や事業を行う予定がある場合は、シルバーとプラチナでは制度上できることが異なります。

KL不動産の現地視点
「最も費用の低いカテゴリー」ではなく、ご自身がマレーシアで予定している生活に条件が合っているかを確認して選ぶことをおすすめしています。
※上記はKL不動産への最近のご相談傾向です。

MM2Hでは住宅購入が必要

現在のシルバー、ゴールド、プラチナでは、MM2H承認後にマレーシアで住宅を購入・保有することが制度上の条件となっています。

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シルバー ゴールド プラチナ
RM600,000以上 RM1,000,000以上 RM2,000,000以上

MM2H条件として購入した住宅は、原則として購入後10年間は売却できません。
ただし、より高額な住宅へのアップグレードについては、所定の条件のもとで売却・買い替えが認められています。

MM2Hの最低住宅価格と外国人購入規制は別です。

たとえばシルバーのRM600,000はMM2H制度上の条件です。
実際に外国人が購入できる最低価格は州・地域によって異なります。
クアラルンプールでは一般的にRM1,000,000以上という外国人購入基準があるため、シルバーを取得すればRM600,000の物件を自由に購入できるという意味ではありません。

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KL不動産 現地レポート
日本人のお客様が実際に検討される物件価格帯

MM2Hのシルバーでは制度上RM600,000以上の住宅購入が条件となっていますが、クアラルンプールでは外国人の不動産購入規制が別にあるため、実際の物件選びはMM2H制度上の最低価格だけでは決まりません。

ACTUAL PRICE RANGE
RM150万~250万(約6千万円~1億円)
日本人のお客様からの最近のご相談で多い価格帯

この価格帯の物件を購入すればよいという意味ではありません。実際に暮らしやすい立地か、建物の管理状態、将来自分で住まなくなった場合の賃貸需要、周辺の新規供給、将来売却するときの出口まで考える必要があります。

弊社では売買だけでなく賃貸も扱っているため、販売時の価格や説明だけでなく、実際の賃貸需要も踏まえて物件をご案内しています。

KL不動産の現地視点
MM2Hの条件を満たすためだけに購入するのではなく、長期間所有しても納得できる物件かという視点を重視しています。
※RM1.5 million~RM2.5 millionはKL不動産への日本人のお客様からの最近のご相談傾向であり、MM2Hの制度上必要とされる購入価格を示すものではありません。

MM2H取得に必要な資金・費用

MM2Hの取得にあたっては、カテゴリーごとの定期預金や住宅購入資金に加えて、政府への申請費用や各種手続きに関する費用が必要です。

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項目 シルバー ゴールド プラチナ
定期預金
保有・準備する資金
USD150,000 USD500,000 USD1,000,000
住宅購入資金
MM2H制度上の最低額
RM600,000以上 RM1,000,000以上 RM2,000,000以上
参加費用
Participating Fee
RM1,000 RM3,000 RM200,000
申請処理手数料
Processing Fee
RM500/申請(SST別) RM500/申請(SST別) RM500/申請(SST別)
政府指定代理店費用 RM40,000 RM55,000 RM70,000


その他に必要となる費用

上記のほか、ビザ・パス関連費用、健康診断・医療保険、書類翻訳・認証等の費用が発生します。
具体的な金額は、申請カテゴリー、帯同人数、申請時点の制度により異なるため、
ご相談時に最新の費用をご案内します。

※定期預金は支払ってなくなる費用ではなく、MM2Hの条件に基づいてマレーシアの金融機関へ預け入れる資金です。
※住宅購入価格はMM2H制度上の最低額です。実際の不動産購入には州・地域ごとの外国人購入規制が別途適用されます。
※制度・政府費用等は変更される場合があります。実際の申請時には最新条件をご確認ください。

定期預金の一部引き出し

シルバー、ゴールド、プラチナともに、MOTACのガイドでは2年目以降、住宅購入、教育、医療・ヘルスケア、マレーシア国内の観光活動など、認められた用途について、定期預金元本の最大50%まで引き出すことができます。

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用途 内容
住宅購入 マレーシア国内での住宅購入
教育 認められた教育関連費用
医療・ヘルスケア 認められた医療・ヘルスケア関連費用
国内観光 マレーシア国内での観光活動
定期預金残高は、資格維持に必要な所定額を維持する必要があります。

MM2H申請の流れ

KL不動産では、MM2Hをご検討のお客様からまず弊社でご相談を承り、
提携するMOTAC認可MM2H事業者と連携して申請手続きを進めています。
不動産購入についても、MM2Hの条件を踏まえてKL不動産が一貫してご案内します。

KL不動産を通したMM2H申請の流れ

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STEP 手続き 内容
01 カテゴリー検討 年齢・家族構成・予算・滞在目的・不動産購入予定などを踏まえて、適したカテゴリーを検討します。
02 KL不動産へ相談 MM2Hのご希望やご家族構成、不動産購入のご予定などを伺い、提携するMOTAC認可MM2H事業者と連携して申請準備を進めます。
03 必要書類準備 申請に必要な書類を、KL不動産および提携事業者からの案内に沿って準備します。
04 MM2H申請 KL不動産が提携するMOTAC認可MM2H事業者を通して申請します。
05 条件付き承認 審査後、条件付き承認を受けます。
06 承認後の手続き 定期預金、住宅購入、健康診断など、承認条件に応じた必要手続きをマレーシアで進めます。
07 MM2H Pass発行 所定の手続きと条件を満たした後、MM2H Passが発行されます。


KL不動産がご相談窓口となります

お客様ご自身で認可MM2H事業者を探していただく必要はありません。
KL不動産が窓口となり、提携するMOTAC認可MM2H事業者と連携して申請を進めます。
また、MM2Hの条件に合わせたクアラルンプールの不動産購入についてもご案内します。

MM2H申請に必要な書類

実際のMM2H申請では、申請を担当するエージェントから主に以下の書類の準備を求められます。

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必要書類 内容・備考
パスポートコピー 写真ページを見開きで
残存期間2年以上
戸籍謄本の翻訳証明を弊社に依頼される場合は2枚
証明写真 3.5×5cm・青背景
お一人につき4枚
戸籍謄本 在日本マレーシア大使館または在外日本大使館での英訳認証が必要
無犯罪証明書 18歳以上のみ
各都道府県警本部で発行
申請時にはMM2H代理店からのレターが必要
主申請者の履歴書 英文
サンプルをお渡しいたします
申込書 政府への申込書
代理店への申込書・契約書
必要書類は申請者の状況、家族構成、申請時点の制度や認可MM2H事業者の手続きによって追加・変更される場合があります。

家族・就労・滞在について

帯同できる家族

  • 配偶者
  • 21歳未満の実子・継子・養子
  • 21~34歳の子ども(マレーシア滞在中、未婚かつ無職であること)
  • 医学的に認定された障がいのある子ども(年齢制限なし)
  • 両親
  • 義理の両親

プラチナカテゴリーでは、外国人家事使用人についても制度上の規定があります。

就労・ビジネス

プラチナでは就労・ビジネス・投資活動が認められています。
シルバー、ゴールドではMM2H資格による就労・ビジネス活動は認められていません。

年間滞在条件

シルバー、ゴールド、プラチナでは、25~49歳の参加者について年間累計90日の滞在条件があります。この滞在条件は、主申請者または登録された帯同家族によって満たすことができます。

主申請者が亡くなった場合

所定の条件を満たす場合、登録されている扶養家族のうち、近親者に主申請者を変更できる制度があります。

MM2Hとクアラルンプールの不動産購入

現在のMM2Hでは住宅購入が条件となっているため、MM2Hと不動産選びを別々に考えないことが重要です。

MM2H制度上の最低購入価格を満たしていることと、長期間保有する物件として適していることは別です。

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確認するポイント 考え方
住みやすさ 立地、生活環境、学校、交通アクセスなど
賃貸需要 将来自分で住まなくなった場合の貸しやすさ
長期保有 建物の管理状態、周辺環境、将来的な供給など

KL不動産では、クアラルンプールの売買市場だけでなく賃貸市場も扱っているため、実際の賃貸需要も踏まえながら物件選びをご案内しています。

MM2HとPVIPの違い

マレーシアで長期滞在を検討する場合、MM2HのほかにMalaysia Premium Visa Programme(PVIP)も選択肢となります。
MM2HとPVIPでは必要資金、就労・ビジネス条件、滞在目的などが異なります。


MM2HとPVIPの条件・費用比較を見る →

MM2Hについてよくある質問

Q. MM2Hは何歳から申請できますか?
シルバー、ゴールド、プラチナの主申請者は、現在25歳以上が対象です。
Q. 国外収入の最低条件はありますか?
現在の連邦MM2Hのシルバー、ゴールド、プラチナでは、国外収入要件は設けられていません。
Q. MM2Hでは不動産購入が必要ですか?
はい。現在のシルバー、ゴールド、プラチナでは住宅購入が制度上の条件となっています。
Q. シルバーならRM600,000の物件をKLで購入できますか?
必ずしもそうではありません。RM600,000はMM2H制度上の最低住宅価格で、実際の外国人購入には州・地域ごとの規制が別途適用されます。
Q. 定期預金は途中で引き出せますか?
MOTACのガイドでは2年目以降、住宅購入、教育、医療・ヘルスケア、マレーシア国内の観光活動など、認められた用途について元本の最大50%まで引き出すことができます。
Q. MM2Hで働くことはできますか?
プラチナでは就労・ビジネス・投資活動が認められています。シルバー、ゴールドではMM2H資格による就労・ビジネス活動は認められていません。
Q. MM2Hは永住権ですか?
いいえ。MM2Hそのものは永住権(PR)やマレーシア国籍を取得する制度ではありません。

MM2Hと不動産購入を一緒に考える

KL不動産では、MM2Hのご相談窓口として提携するMOTAC認可MM2H事業者と連携しながら、クアラルンプールでの不動産購入をご案内しています。
居住目的だけでなく、将来の賃貸需要まで考慮した物件選びをご相談いただけます。


MM2H・不動産購入について相談する

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