2026年MM2H完全ガイド|条件・費用・必要書類・不動産購入
MM2H(Malaysia My Second Home)は、マレーシア政府が提供する外国人向けの長期滞在制度です。
本記事では、2026年最新のMM2H申請条件をもとに、シルバー、ゴールド、プラチナの違い、定期預金、住宅購入、費用、必要書類、申請の流れをわかりやすく解説します。
制度・申請条件は変更される可能性があります。実際の申請時には最新条件をご確認ください。
MM2Hとは?
MM2H(Malaysia My Second Home)は、外国人がマレーシアで長期滞在するための制度です。
現在の主要カテゴリーはシルバー、ゴールド、プラチナの3種類で、カテゴリーによって定期預金額、住宅購入価格、滞在期間、就労条件などが異なります。
1. MM2Hの3つのカテゴリー比較
| 項目 |
Silver シルバー |
Gold ゴールド |
Platinum プラチナ |
|---|---|---|---|
| 主申請者の年齢 | 25歳以上 | 25歳以上 | 25歳以上 |
| 定期預金 | USD150,000 | USD500,000 | USD1,000,000 |
|
住宅購入価格 MM2H制度上の最低額 |
RM600,000以上 | RM1,000,000以上 | RM2,000,000以上 |
| 滞在期間 | 5年 | 15年 | 20年 |
|
参加費用 Participating Fee |
RM1,000 | RM3,000 | RM200,000 |
| 就労 | 不可 | 不可 | 可 |
| ビジネス・投資活動 | 不可 | 不可 | 可 |
| 国外収入要件 | 現在のシルバー・ゴールド・プラチナでは国外収入要件は設けられていません。 | ||
| 定期預金の一部引き出し | MOTACのガイドでは2年目以降、住宅購入、教育、医療・ヘルスケア、マレーシア国内の観光活動など、認められた用途について、定期預金元本の最大50%まで引き出すことができます。 | ||
MM2Hでは住宅購入が必要
現在のシルバー、ゴールド、プラチナでは、MM2H承認後にマレーシアで住宅を購入・保有することが制度上の条件となっています。
| シルバー | ゴールド | プラチナ |
|---|---|---|
| RM600,000以上 | RM1,000,000以上 | RM2,000,000以上 |
MM2H条件として購入した住宅は、原則として購入後10年間は売却できません。
ただし、より高額な住宅へのアップグレードについては、所定の条件のもとで売却・買い替えが認められています。
たとえばシルバーのRM600,000はMM2H制度上の条件です。
実際に外国人が購入できる最低価格は州・地域によって異なります。
クアラルンプールでは一般的にRM1,000,000以上という外国人購入基準があるため、シルバーを取得すればRM600,000の物件を自由に購入できるという意味ではありません。
MM2H取得に必要な資金・費用
MM2Hの取得にあたっては、カテゴリーごとの定期預金や住宅購入資金に加えて、政府への申請費用や各種手続きに関する費用が必要です。
| 項目 | シルバー | ゴールド | プラチナ |
|---|---|---|---|
|
定期預金 保有・準備する資金 |
USD150,000 | USD500,000 | USD1,000,000 |
|
住宅購入資金 MM2H制度上の最低額 |
RM600,000以上 | RM1,000,000以上 | RM2,000,000以上 |
|
参加費用 Participating Fee |
RM1,000 | RM3,000 | RM200,000 |
|
申請処理手数料 Processing Fee |
RM500/申請(SST別) | RM500/申請(SST別) | RM500/申請(SST別) |
| 政府指定代理店費用 | RM40,000 | RM55,000 | RM70,000 |
その他に必要となる費用
上記のほか、ビザ・パス関連費用、健康診断・医療保険、書類翻訳・認証等の費用が発生します。
具体的な金額は、申請カテゴリー、帯同人数、申請時点の制度により異なるため、
ご相談時に最新の費用をご案内します。
※定期預金は支払ってなくなる費用ではなく、MM2Hの条件に基づいてマレーシアの金融機関へ預け入れる資金です。
※住宅購入価格はMM2H制度上の最低額です。実際の不動産購入には州・地域ごとの外国人購入規制が別途適用されます。
※制度・政府費用等は変更される場合があります。実際の申請時には最新条件をご確認ください。
定期預金の一部引き出し
シルバー、ゴールド、プラチナともに、MOTACのガイドでは2年目以降、住宅購入、教育、医療・ヘルスケア、マレーシア国内の観光活動など、認められた用途について、定期預金元本の最大50%まで引き出すことができます。
| 用途 | 内容 |
|---|---|
| 住宅購入 | マレーシア国内での住宅購入 |
| 教育 | 認められた教育関連費用 |
| 医療・ヘルスケア | 認められた医療・ヘルスケア関連費用 |
| 国内観光 | マレーシア国内での観光活動 |
MM2H申請の流れ
KL不動産では、MM2Hをご検討のお客様からまず弊社でご相談を承り、
提携するMOTAC認可MM2H事業者と連携して申請手続きを進めています。
不動産購入についても、MM2Hの条件を踏まえてKL不動産が一貫してご案内します。

| STEP | 手続き | 内容 |
|---|---|---|
| 01 | カテゴリー検討 | 年齢・家族構成・予算・滞在目的・不動産購入予定などを踏まえて、適したカテゴリーを検討します。 |
| 02 | KL不動産へ相談 | MM2Hのご希望やご家族構成、不動産購入のご予定などを伺い、提携するMOTAC認可MM2H事業者と連携して申請準備を進めます。 |
| 03 | 必要書類準備 | 申請に必要な書類を、KL不動産および提携事業者からの案内に沿って準備します。 |
| 04 | MM2H申請 | KL不動産が提携するMOTAC認可MM2H事業者を通して申請します。 |
| 05 | 条件付き承認 | 審査後、条件付き承認を受けます。 |
| 06 | 承認後の手続き | 定期預金、住宅購入、健康診断など、承認条件に応じた必要手続きをマレーシアで進めます。 |
| 07 | MM2H Pass発行 | 所定の手続きと条件を満たした後、MM2H Passが発行されます。 |
KL不動産がご相談窓口となります
お客様ご自身で認可MM2H事業者を探していただく必要はありません。
KL不動産が窓口となり、提携するMOTAC認可MM2H事業者と連携して申請を進めます。
また、MM2Hの条件に合わせたクアラルンプールの不動産購入についてもご案内します。
MM2H申請に必要な書類
実際のMM2H申請では、申請を担当するエージェントから主に以下の書類の準備を求められます。
| 必要書類 | 内容・備考 |
|---|---|
| パスポートコピー |
写真ページを見開きで 残存期間2年以上 戸籍謄本の翻訳証明を弊社に依頼される場合は2枚 |
| 証明写真 | 3.5×5cm・青背景 お一人につき4枚 |
| 戸籍謄本 | 在日本マレーシア大使館または在外日本大使館での英訳認証が必要 |
| 無犯罪証明書 | 18歳以上のみ 各都道府県警本部で発行 申請時にはMM2H代理店からのレターが必要 |
| 主申請者の履歴書 | 英文 サンプルをお渡しいたします |
| 申込書 | 政府への申込書 代理店への申込書・契約書 |
家族・就労・滞在について
帯同できる家族
- 配偶者
- 21歳未満の実子・継子・養子
- 21~34歳の子ども(マレーシア滞在中、未婚かつ無職であること)
- 医学的に認定された障がいのある子ども(年齢制限なし)
- 両親
- 義理の両親
プラチナカテゴリーでは、外国人家事使用人についても制度上の規定があります。
就労・ビジネス
プラチナでは就労・ビジネス・投資活動が認められています。
シルバー、ゴールドではMM2H資格による就労・ビジネス活動は認められていません。
年間滞在条件
シルバー、ゴールド、プラチナでは、25~49歳の参加者について年間累計90日の滞在条件があります。この滞在条件は、主申請者または登録された帯同家族によって満たすことができます。
主申請者が亡くなった場合
所定の条件を満たす場合、登録されている扶養家族のうち、近親者に主申請者を変更できる制度があります。
MM2Hとクアラルンプールの不動産購入
現在のMM2Hでは住宅購入が条件となっているため、MM2Hと不動産選びを別々に考えないことが重要です。
MM2H制度上の最低購入価格を満たしていることと、長期間保有する物件として適していることは別です。
| 確認するポイント | 考え方 |
|---|---|
| 住みやすさ | 立地、生活環境、学校、交通アクセスなど |
| 賃貸需要 | 将来自分で住まなくなった場合の貸しやすさ |
| 長期保有 | 建物の管理状態、周辺環境、将来的な供給など |
KL不動産では、クアラルンプールの売買市場だけでなく賃貸市場も扱っているため、実際の賃貸需要も踏まえながら物件選びをご案内しています。
MM2HとPVIPの違い
マレーシアで長期滞在を検討する場合、MM2HのほかにMalaysia Premium Visa Programme(PVIP)も選択肢となります。
MM2HとPVIPでは必要資金、就労・ビジネス条件、滞在目的などが異なります。
MM2Hについてよくある質問
シルバー、ゴールド、プラチナの主申請者は、現在25歳以上が対象です。
現在の連邦MM2Hのシルバー、ゴールド、プラチナでは、国外収入要件は設けられていません。
はい。現在のシルバー、ゴールド、プラチナでは住宅購入が制度上の条件となっています。
必ずしもそうではありません。RM600,000はMM2H制度上の最低住宅価格で、実際の外国人購入には州・地域ごとの規制が別途適用されます。
MOTACのガイドでは2年目以降、住宅購入、教育、医療・ヘルスケア、マレーシア国内の観光活動など、認められた用途について元本の最大50%まで引き出すことができます。
プラチナでは就労・ビジネス・投資活動が認められています。シルバー、ゴールドではMM2H資格による就労・ビジネス活動は認められていません。
いいえ。MM2Hそのものは永住権(PR)やマレーシア国籍を取得する制度ではありません。
MM2Hと不動産購入を一緒に考える
KL不動産では、MM2Hのご相談窓口として提携するMOTAC認可MM2H事業者と連携しながら、クアラルンプールでの不動産購入をご案内しています。
居住目的だけでなく、将来の賃貸需要まで考慮した物件選びをご相談いただけます。