【2026年】PVIPとは?条件・費用をわかりやすく解説
PVIP(Malaysia Premium Visa Programme/マレーシア・プレミアム・ビザ・プログラム)は、投資家、経営者、専門人材などがマレーシアで長期滞在するための制度です。最長20年の滞在に加え、最低滞在日数の規定がなく、マレーシアの法令に従った就労・事業活動、不動産購入、就学などが認められています。
本記事では、2026年時点のマレーシア移民局の公表情報と申請実務上の情報をもとに、PVIPの条件、必要資金、参加費用、帯同家族、必要書類、申請方法を整理します。
制度・申請条件、政府費用、代理店手数料は変更される可能性があります。実際の申請時には最新条件をご確認ください。
PVIPとは?
PVIPは、外国人がマレーシアで長期的な生活・事業基盤を築くための長期滞在制度です。現在の制度では年齢制限がなく、最長20年の承認が可能です。また、最低滞在日数の規定がないため、複数国を行き来しながら生活や事業を行う方にとっても検討しやすい制度です。
| 項目 | PVIPの主な内容 |
|---|---|
| 対象年齢 | 年齢制限なし |
| 承認期間 | 最長20年(5年+5年+5年+5年) |
| 最低滞在日数 | 規定なし |
| 就労・事業活動 | マレーシアの法令に従い可能 |
| 就学 | 可能 |
| 不動産購入 | 住宅・商業・工業用不動産の購入が可能 ※PVIP制度上の購入義務はありません。実際の購入には州・地域等の規制が別途適用されます。 |
| 投資 | 認められた分野でのアクティブ投資が可能 |
PVIPの主な申請条件
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 収入・財務適格性 | 国内・国外収入 月RM40,000または年RM480,000 または、代替の財務適格性要件として総純資産RM1 billion(10億リンギット)以上 |
| 定期預金 | マレーシアの認可銀行にRM1,000,000 |
| パスポート | 有効期間24か月以上 |
| 健康保険 | マレーシア国内またはグローバルで有効な健康保険 |
| セキュリティ審査 | 主申請者および帯同家族について、マレーシア警察によるセキュリティ審査があります。 |
PVIPの参加費用・関連費用
PVIPでは、RM1,000,000の定期預金とは別に、参加費用、代理店手数料、パス発行手数料、ビザ発行手数料、保証金などが発生します。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 参加費用(主申請者) | RM200,000 | 政府に支払う費用 申請時RM2,000+承認後RM198,000 |
| 代理店手数料 | RM75,000 | 認可PVIP事業者による申請サポート費用 |
| 参加費用(帯同家族) | RM100,000/人 | 帯同家族のPVIPを10年とする場合はRM50,000 |
| パス発行手数料 | RM2,000/年 | 政府に支払う費用 |
| ビザ発行手数料 | 国籍により異なる | 政府の現行料金による |
| 保証金 | 国籍により異なる | 政府の現行料金による |
帯同できる家族
| 対象 | 条件 |
|---|---|
| 配偶者 | 主申請者の配偶者 |
| 子ども | 25歳未満の実子・継子・法的養子 |
| 障がいのある子ども | 所定の医療確認を受ける場合は年齢を問わず帯同対象となり得ます |
| 両親・義両親 | 主申請者の両親および義両親 |
| 外国人家事使用人 | 現行規定に従い帯同可能 |
PVIP申請の主な必要書類
実際に必要となる書類は申請内容や家族構成によって異なります。以下は主な書類です。
| 書類 | 主な内容 |
|---|---|
| パスポート | 主申請者・帯同家族。有効期間24か月以上 |
| 無犯罪証明書 | 英語、または英訳し所定の認証を受けたもの |
| 履歴書 | 主申請者および配偶者。現在の職業、職歴、会社名等 |
| 収入証明書 | 給与明細、雇用証明書、銀行取引明細、投資・事業収入資料、所得税関連資料等 |
| 婚姻証明書 | 配偶者を帯同する場合。必要に応じ英訳・認証 |
| 出生証明書・法的家族関係書類 | 子ども、養子、継子、両親等を帯同する場合。必要に応じ英訳・認証 |
| 健康診断書 | PVIP発給・有効化前に所定の様式を準備 |
PVIPの申請方法
PVIPは申請者がマレーシア移民局へ直接申請する制度ではありません。マレーシア移民局が認可したPVIP事業者を通して申請します。KL不動産では、まずお客様の滞在目的、ご家族構成、資金計画、不動産購入のご希望等を伺い、必要に応じて認可PVIP事業者と連携して進めます。

PVIPを検討する際のポイント
PVIPは、最低滞在日数の規定がなく、就労・事業活動、投資、不動産購入を含め、マレーシアとの関わり方を比較的柔軟に設計できる制度です。一方で、RM1,000,000の定期預金、参加費用、収入・財務適格性など相応の資金条件が設定されています。
そのため、ビザ単体で判断するのではなく、マレーシアでの生活、事業、資産保有、不動産購入、ご家族の中長期的な計画を含めて検討することが重要です。
PVIPについてよくある質問
PVIPとマレーシア不動産について相談する
KL不動産では、PVIPに関するご相談を承り、必要に応じて認可事業者と連携しながら、クアラルンプールでの不動産購入まで一貫してご案内しています。ご家族構成、滞在目的、就労・事業計画、不動産購入のご希望を踏まえてご相談いただけます。