【賃貸】マレーシア はじめての物件選びの前に知っておきたいポイント5選
日本にいた時の物差しで物件を選ぶと「こんなはずではなかった」ということも多いマレーシア。
・駅目の前なのに歩道橋がなくて渡れない
・バスタブ付き物件を希望したら家賃が割高で予算オーバーなど
できるものなら初めから失敗はしたくないものですよね。
ここでは特にマレーシア初心者の方に、マレーシア クアラルンプール特有の事情のうち、知っておきたいポイント5つをご紹介いたします。
1.駅近=徒歩圏内ではない
確実に徒歩圏内なのは駅直結の物件のみ。
道路を挟んだ向かい側であっても歩道橋も信号もなく、渡れないことが多々あるので地図だけではなく現地を確認することが大切です。
また最近できたMRT駅前の駐車場は治安が悪いところも多く昼間でもひったくりが起きています。
徒歩5分でも治安や道路事情で歩けないことがある点に注意しましょう。
2.バスタブ付きの物件は希少
単身向け物件の場合バスタブが設置されている物件は希少。
特にRM2,000以下の場合はほぼ無いと言ってよいでしょう。
その為家賃を抑えたい方はバスタブなしで良いかどうかが第一のポイント。
常夏のマレーシアに住んでみたらバスタブを使わなくなったという方も多いです。
ちなみにクアラルンプールは世界で最も安く5つ星ホテルに宿泊できる街といわれています。
たまのご褒美に5つ星ホテルに宿泊し入浴剤をたっぷり入れて楽しむ!という方もいらっしゃいます。
3.幹線道路は通勤時間帯の渋滞が酷い
通勤時間は酷い渋滞になる幹線道路がいくつもあります。
有名なのはクアラルンプールからペタリンジャヤを通りスバンジャヤを結ぶフェデラルハイウェイ(Federal Highway)、クアラルンプールからモントキアラを通りケポンを結ぶジャランクチン(Jalan Kuching)など。
所要時間は3倍以上の差になることも多いので車で通勤される方は単純な距離ではなく所要時間を計算することをお勧め。
Wazeという無料のナビアプリを利用すると混雑時間帯、所要時間を確認することができます。
4.電車通勤は乗り換えなしを選ぶ
日本では1時間程度の電車通勤は全く問題ありませんがマレーシアで1時間の電車通勤をしている人は稀。
冷房が強い、椅子も固いなど日本の電車通勤のイメージとは大きく異なります。
乗り換え駅も日本より整備されておらず、豪雨の中外を歩かなければならないこともあるので、可能であれば職場や学校まで乗り換えなしの路線を選ぶのが吉です。
5.大規模コンドミニアムは共有施設の広さに注意
プール、ジムが標準設備となっており感動してしまうマレーシアですが、ポイントは各施設が総戸数に合った広さになっているか。
多くの場合30階建てのタワーが1棟でも4棟でも共有施設の広さに大きな違いはありません。
ということは大規模コンドミニアムの場合それだけ利用者が多いということ。
・毎晩ジムで走りたいのにマシンが空いていない。
・テニスコートを使いたいのに1週間に1度しか予約できない。
・プールはいつも人でいっぱい・・・
そんなはずじゃなかったを一番伺うのが実は共有施設の部分なのです。
・保証金 2ヶ月分
・光熱費保証金 半月分
・初月度家賃
・印紙、事務手数料 1/4ヶ月分
・場合によっては仲介手数料
これらの入金完了後入居となります。
支払い方法は現金手渡し/現金をCASH ATMで入金/日本からTransferwiseで大家さんの口座に送金など。
ほとんどの場合クレジットカード払いはできないので日本から現金を持ってくる、送金ができるよう準備しておくと安心です。