不動産コラム

マレーシア不動産購入時の銀行ローンについて

マレーシアの銀行で外国人が住宅ローンを受ける際の条件や金利、必要書類、審査期間をQ&Aで解説。
購入額の50〜60%のローンが可能で、共同名義でローン額を増やす方法も紹介。
銀行選びや返済方式についても詳しく説明します。

マレーシアの銀行でローンを受けることはできますか?

一定の収入がある場合は外国人でもマレーシアの銀行からローンを受けることができます。
 

ローンは物件価格の何パーセントほど受けられますか?

申込者の年齢、財産、収入によって大幅に差はありますが固定収入がある場合は購入額の50-60%程度のローンを受けることができます。
 

できるだけ多くローンを受けたいのですが裏技はありますか?

例えばご夫婦それぞれに収入がある場合はご夫婦の共同名義にすることでローン額の増加が見込めます。
 

ローンの借入期間は何年程度ですか?

65歳になるまでが一般的です。
 

金利は何パーセント程度ですか?

2023年で4%程度。
2024年で4.5%前後。
変動金利です。また頻繁に変動します。
 

銀行はどのように選んだら良いですか?

プレビルドの物件の場合は開発業者がいくつかの銀行と提携しているためそのすべての銀行に書類を提出し、条件の良い銀行を選ぶことが一般的です。
 

ローン申込に必要な書類を教えてください

✅給料明細書(3-6か月分)
✅上記給料の入金が確認できる銀行明細
✅その他財産がある場合はその証明書
✅パスポートのコピー(写真ページとビザのページ)
✅マイナンバーカードのコピー
✅不動産買付申込書
✅源泉徴収票と納税証明書
✅その他銀行から依頼された書類

書類は銀行にもよるが英語または中国語のものが必要。

英語版の発行ができない場合は自身または弊社のマレーシア通訳協会登録のスタッフによる英訳とその英訳に対しての認証が必須。
・弊社での英訳業務は枚数に関わらず一律RM1500
・認証機関での英訳認証は現在1ページRM50 *価格変更の可能性あり
 

結果が出るまでの審査期間を教えてください

2-3週間程度です。
 

返済方式を教えてください

元利均等返済となります。
 

マレーシア銀行のローンの特徴を教えてください

1.日本の銀行と比較して金利が高い
弊社のお客様には日本の国内銀行の不動産担保ローンを受けマレーシア不動産を購入される方も多くいらっしゃいます。
それぞれの金利や為替などのメリット、デメリットをよくご検討いただいた上で決定されることをお勧めします。

2.口座が凍結する可能性がある
最低預金額に達していない場合、一定期間以上使用履歴がないと凍結されることがあります。
凍結されてしまうとオンラインバンキングの利用ができず、その解除のためにマレーシアにお越しいただく必要があります。

3.同時にマレーシア銀行口座が開設できる
不動産保有時には修繕積立金、光熱費など諸費用の支払いが発生します。
諸費用の支払いのためにマレーシアの銀行口座を作っておくと大変便利なのはもちろんのこと、貸し出した時の家賃の入金先としても利用ができるので大変利用価値が高いです。

いかがでしたでしょうか。
弊社では多くの銀行ローン申込実績があり固定収入がある方に関しては100%の承認率となっております。
ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せくださいませ。

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