不動産コラム

【ゴシップ】気になる大家さんってどんな人?

マレーシアでの物件契約は多くの場合が大家さんとの直接契約
家賃も大家さんの口座に直接支払うことが一般的です。

大家さんとの相性でその後の生活満足度が大きく変わると言っても過言ではありません。

スタッフ経験談
私自身は20年近く前に渡馬した際、英語が上手に話せませんでした。
日本語対応してくれる不動産会社を探しても、多くは法人対応のみで私のような予算が安い単身者は誰も相手にしてくれませんでした。

インターネットを契約するにも訳がわからず当時最新、RM2300するNOKIAの携帯電話を買わされ(相手は良かれと思ってモデムとしても利用できる最新携帯をお勧めしてくれたようですが6万円以上・・)、あげく初月度のインターネット費用がRM2000(5万円)超えするなどめちゃくちゃなスタートでした。

それでも、諦めずに頑張れたのは大家さんのおかげ
孤独な私をホームパーティーに呼んでくださり、水道代の支払い方法を丁寧に教えてくれ、気にかけてくれました。

 
話がずれましたが、そんな経験があるからこそ、特にマレーシア歴が浅い方にとって大家さんは大切だと感じています。

では実際どんな方が多いのか、気になりませんか?
あくまでも体感ですが知り得る範囲での現実をご案内しましょう。

目次
・どんな大家さんがいらっしゃるのか
・どんな人種が多いのか
・実録 困った大家さん
・知っておきたい大家さんとの交渉術

 

若い方も多い

特にRM600-700,000(2千万円)以下で購入できる1ベッドルーム以下の部屋は20代から30代の若い大家さんも多いです。
日本では少数派ですが、資産運用の一つとして若いうちから不動産投資する会社員はマレーシアでは意外と多いのです。
30代後半になると複数物件を所有されている方も少なくありません。
総じてレスポンスが速いのが特徴。
 

複数所有も多い

先にも挙げましたが不動産投資用に似たような物件を複数所有されている大家さんも多いです。
例えば駅近のワンルームに絞っている大家さんもいらっしゃいますし、ご自身がお住まいのエリア内(例えばモントキアラ、デサパークシティ、ペタリンジャヤ(PJ)など)に複数所有されている方もいらっしゃいます。

大家業に慣れているので白黒がハッキリしており、交渉による譲歩はほとんどありません。
 

法人名義の物件も多い

この場合は会社の総務や社長秘書が窓口となります。
担当者が仕事として行うため、入退居時のチェックが細かくきちんとやってもらえるのである意味日本人好みの対応と言えます。

ただし土日祭日はどんなに緊急でも連絡が取れません。
 

物件管理会社が管理する物件

大家さんが日本、台湾、中国など外国に居住し窓口が物件管理会社になっているケース。
管理会社によってまったく異なりますがこちらも基本的に土日祭日の連絡はとれず、法人名義や個人大家さんほどの管理状態は期待できないことが一般的。
また全てにおいてテナント→(仲介業者)→物件管理会社→オーナーという流れになりレスポンスが非常に遅いことが特徴です。
 

人種の割合は?

KL中心部、モントキアラ、デサパークシティといったいわゆる高級物件に限って言うと

・中華系が7割以上
・続いてマレー系、インド系、その他といった印象

とにかく中華系が多いです。

マレー系やインド系の場合、医者、弁護士、自営業といったプロフィールの方が多いように感じます。
 

実録 困った大家さんたち

1. 入居後1週間で破損した棚をテナント負担で修理させる
入居1週間で棚の足が破損。
頑丈なものであり、これは確実にテナント負担と言い張る大家さんですが通常入居後1ヶ月以内の破損は大家負担です。

2. 退居時の原状回復が厳しすぎる
日常生活でついた擦り傷が気に入らないので壁を塗りなおして欲しいとの依頼。
1部屋の壁で数千リンギットかかります。

3.退居後の返金が遅い
通常退居後1か月から2か月程度での返金となりますがそれ以上は督促の対象となります。
こういったことを避けるために退居直後から継続的なやり取りが必要となります。

4. 冷蔵庫の破損を1週間ほおっておく
冷却機能が壊れ、ただの箱となった冷蔵庫の修理を1週間先延ばしにした大家さん。
1秒を争う事態を理解しようとしない方もいらっしゃいます。

5.ステイタスも高いがプライドも高い
特にRM7000以上で賃貸に出している高級物件はDatoなどの称号を持った大家さんも多くプライドが非常に高い方もいらっしゃいます。

何をリクエストしても
「我が家にないものは必要性を感じないからテナント負担」
とお応えになる方がいらっしゃいました。
末永いお付き合いはできないなと感じた一件です。
 

知っておきたい大家さんとの交渉術

今日までにできると言っていたのに何も進んでいない。
聞いてみたら謝罪もなく「Okok」。
このやりとりがかれこれ数週間続いている…

マレーシア人と働いたことがある方なら経験したことがあるのではないでしょうか。

こんな方がすべてではないですが、基本的には期日は守ってもらえたらラッキーと考えていた方がストレスが少ないのも事実。
考え方が違うマレーシアの大家さんとは交渉も一筋縄ではいきません。

まずはご自身を守るために最低限知っておくべきポイントをご紹介します。

1.証拠を残す
領収書は必ず保管
大家さんへの依頼はメッセージで
曖昧さを無くすため、必ず証拠を残すことを心がけましょう

2.事前に大家さんの許可を得る
冷蔵庫が壊れた、鍵を紛失したなど、まずは大家さんに一報をいれてください。
お抱えの業者を持っている大家さんが多いためです。

鍵の紛失に関しては100%テナント負担となります。
大家さんがマスターキーを持っていることもあるので、まずは連絡を。
電話が繋がらない場合は15分後までに連絡がなければ自分で業者を手配します、とメッセージを入れたうえで進めてください。

鍵の交換が終了したら、マスターキー1本を大家さんに渡すことをお忘れなく。

3.不具合は早目に伝える
日本人は良くも悪くもギリギリまで我慢してしまうのですが、マレーシアでは修理までの時間が異常にかかるので、不具合に気づいたら少しでも早く伝えましょう。

ただし自分で修理できるものはその限りではありません。
むしろ伝えると話が大きくなってしまうのでネジ一本程度のものは自分で修理してしまいましょう。

4.冷静に対処する
何度も約束を反故にされたり、話が進まないと、イライラが募ります。
万が一そんな状況に陥った場合には話し合いの機会を持ちましょう。
決して感情的にならずお互いにとってベストな落としどころを探すのが得策です。

5.家賃交渉や追加リクエストは契約更新時に
家賃交渉や、追加リクエストは契約更新時に行いましょう。
ただし相場が上がっている時に値下げについて聞くと「むしろ相場が上がっているから家賃を上げたい」と藪へびになることもあるので要注意。

数百リンギ程度の卓上ライト、洗濯機のフィルター設置などの備品は契約更新時に受け入れてもらえる割合が高いアイテムとなります。

お客様の声
修理に来る来ると言って来ない大家さん。
記録はWhatsupに残っており、相手に非があるのは明白。
なのにそれを指摘すると突然返信がなくなる。

頭を抱えてKL不動産に相談し代わりに交渉していただきました。
困ったときの仲介業者。
英語に不安はなく特に入居後のサポートは依頼していませんでしたが、サポートしてもらうのは言語だけではなかったんだなと思った次第です・・

いかがでしたでしょうか。

多くの大家さんがテナントさんには気持ちよく住んでもらいたいという気持ちを持っています。

とはいえ依頼の仕方で印象が悪くなってしまうことも。

ぜひその点に気をつけて程よい距離感の関係性を保ちたいものです。

言語や慣習に不安がある方は弊社が間に入らせていただきます。
契約期間内弊社が窓口となり、大家さんとの交渉や修理手配を承りますのでお気軽にお申し付けくださいませ。
 
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